研究成果物

「ロードサイド商業の家賃・地代のメカニズム」 のご案内


在庫:無

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平成24年8月20日



 このたび、当協会では大阪市大大学院の加藤司教授との共同研究として実施いたしましたロードサイド商業の店舗経営の実態調査を基に成果物として表記の冊子を発行いたしました。
近年、国道、県道等の主要幹線沿いに物販、飲食、レジャー等の各業種の店舗が数多く建ち並び路線商業地域が形成されています。事業者は、投資額の抑制と多店舗展開を考慮して事業用定期借地権を活発に利用しています。このように事業用定期借地権の利用が盛んであるにも拘わらず賃貸事例の収集が困難で、市場賃料の把握が難しい実態があります。また、賃貸事例を見る限り事業用定期借地権の地代には特徴があります。そこで、事業者に路線店舗の経営内容の実態調査を実施いたしまして、これらの結果を基に、ロードサイド商業の家賃地代はどのようなメカニズムにより形成されているのか、を究明いたしました。更にこれらの調査をベースに業種別の店舗について事業収益の観点から事業者が想定する家賃地代の負担限度の概略算定を試みました。今後の鑑定評価の一助となることを期待するものであります。 


平成23年5月
公益社団法人大阪府不動産鑑定士協会
調査研究委員長 仲嶋 保

この研究成果物は、平成22年11月10日第28回不動産シンポジウムのレジュメを加筆・訂正し、中身を充実させたものになります。

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